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SEOとは


SEOという言葉がインターネット業界に浸透して久しいですが、その手法は10年前と現在では大きく異なっています。また、世界中の企業や個人がSEOに取り組み、莫大な情報が飛び交う中で、誤った情報が存在しているのも事実です。ここでは、SEOの基本的な知識から高度な技まで、確実に成果を得られる正当な手法をご説明します。

目次


1. はじめに


ここに記載されている内容は、CleverStat社のウェブサイトページを基に日本語化したものです。
既にSEOを経験されたことのある方は、チャプター1はスキップして頂いても結構です。

1.1. SEOとは?


SEOという用語は、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略ですが、検索エンジンを最適化するわけではありません。検索エンジン向けに ウェブサイト を最適化するのです。では、なぜウェブサイトを最適化する必要があるのでしょうか?その答えを得るには、まず検索エンジンとは何かを理解する必要があります。

90年代半ば、ウェブ上で情報を検索する手段として検索エンジンが登場しました。 各ウェブサイトを クロール(巡回) しながら、その中に含まれている キーワード を収集していきます。そして検索エンジンのデータベース内でウェブサイトを インデックス化 します。そして、検索ボックスに検索条件が入力されると、検索エンジンが即座にデータベース検索を行い、指定された条件に対応するページを、インデックス化されたページの中から見つけてくるのです。

従って、検索条件のキーワードをより多く含むウェブサイトが、検索結果画面のより上位に表示されます。

つまり、SEOとは、検索エンジンに自分のサイトをより上位にランク付けさせるよう工夫を施すことです。 SEOの手法は数多く存在しますが、その中には正当なものあれば、ブラックハットと呼ばれる悪質なものも存在します。検索エンジンはブラックハットSEOを嫌い、またその効果も悲惨な結果を招き兼ねません。これについては、後ほど詳しく説明します。

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1.2. SEOは必要か?


「はい」という答えが真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?しかしながら、少し立ち止まって考えてみましょう。例えば、油田掘削会社が自社製品を売るのにSEOが役立つでしょうか? 小さな町の小さな個人商店が売上を伸ばすのにSEOが有効でしょうか? 首相の官僚統治にSEOが有益でしょうか?
そうです、もうお分かりのように、SEOというのは、インターネットビジネスにおいて効果を発揮するのです。 インターネットでのビジネスを展開されている方なら、SEOは必須と言えるでしょう。しかしそうでない方にとっては、販売経路を広げられるかもしれないちょっとした手段に過ぎず、決して最良の方法ではありません。

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1.3. プロを雇うか?自分で行うか?


よくひそかな疑問として挙げられるのが、「SEOのプロを雇うべきか、それとも節約して自分で行うべきか」という質問です。状況により答えも様々であるため、それぞれのメリット・デメリットを以下に記します。


メリット デメリット
プロのSEO
  1. 1. 時間を費やさなくて済む。
  2. 2. SEOを自分で習得しなくてよい。
  3. 3. プロの方が非常に効果的。
  1. 1. 雇ったSEO業者を管理する手間は省けない。
  2. 2. 通常、効果の保証はされないので、業者を選ぶ際にはとても注意する必要がある。
  3. 3. すべてのSEO業者が、あなたの分野においてのプロであるとは限らない。
  4. 4. 費用が発生する。
自分でSEO
  1. 1. 思い通りにしたいなら、自分でやるべきです。実際に運営するのはあなたなのですから、何が良くて何が駄目かを一番わかっています。
  2. 2. かなりの節約になります。
  3. 3. 常に動向を監視でき、臨機応変にSEO戦略を変更することが可能。
  1. 1. SEO関連の資料を読んだりフォーラムに初歩的な質問を投稿したり、時間を費やす必要がある。相当な時間を要す。
  2. 2. SEOの利益は、費やした努力と時間には到底比例しない。やはり素人には限界がある。

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2. 基本的なコンセプト



2.1. 検索エンジン


検索エンジン最適化の話をする前に、検索エンジンがどのように動くかを理解する必要があります。基本的に、検索エンジンは3つのパーツから成り立っています。

  1.  1. クローラー(またはスパイダー)。 検索エンジンにおけるこのパーツはシンプルなロボットであり、サイトの各ページをダウンロードし、リンクを拾っていきます。そして、各リンクを開いてダウンロードし、巡回していきます。クローラーは定期的にサイトを訪れ、内容の変更を発見すると、それに応じてランキングも修正します。サイトの質やコンテンツ更新の頻度によって変わり、1カ月に1回から人気のあるニュースサイト等では1日に数回も行われます。
    クローラー自体はサイトをランク付けしません。クロールしたサイトを、インデクサーと呼ばれる検索エンジンモジュールへ引き渡すだけです。

  2.  2. インデクサー。このモジュールは、スパイダーによってクロールされたすべてのページを、インデックスと呼ばれる大きなデータベースに格納します。本の中にある索引と考えてください。あるワードを見つけたら、それがどのページに記述されているかを確認します。インデックスは静的ではありません、クローラーが新しいページを発見する度、または既存ページを再クロールする度に更新します。インデックスは大量ですので、すべての変更がデータベースに格納されるまでにはしばしば時間が掛かかります。従って、「サイトはクロールされたが、インデックスがまだだ」という状況もあり得ます。
    すべてのコンテンツと共にサイトがインデックスに追加されると、次は検索エンジンのサードパーティが動き始めます。

  3.  3. ランカー(または検索エンジンソフトウェア)。 このパートは、ユーザから検索クエリを取得します。そして、何万にも及ぶインデックス済ページをふるいにかけ、該当の検索クエリに関連する全てのページを検出します。結果は、関連度によって省略された後、ようやくユーザに表示されます。
    関連度 とは何か? クエリに対するページの関連度はどのように決定されるのか? ここでランキングファクターと呼ばれる難しいパートに直面します。

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2.2. ターミノロジー


以下は、知っておくべき基本的な専門用語です。他の用語も追って説明します。

アンカーテキスト
これは単に、リンクのテキストです。下記のようなリンクがあるとしましょう。

<a href="リンク先のURL">SEOについて</a>

するとこのリンクはこのように表示されます。
SEOについて

この場合、「SEOについて」という文字列がアンカーテキストになります。 アンカーテキストは、戦略を構築する主要なパラメータです。常にページのテーマに沿ったアンカーテキストを付けることが重要です。もし犬についてのページなら、「猫」というアンカーテキストは相応しくありません。もちろん、ウェブ上のすべてのリンクをあなたが管理することはできませんが、少なくとも自身のサイトにあるリンクにはすべて適切なアンカーテキストを付けましょう。

被リンク
これはバックリンクとも言われ、他のページからあなたのページへのリンクを意味します。その数は多ければ多いほど良いです。しかし、例外も多々ありますので、詳しくは「Off-Page最適化」セクションをご参照ください。

キーワード
サイトやページのテーマを表す単語あるいは複数語です。正確には「キーワード」と「キーフレーズ」という言葉を使い分けるべきですが、SEOの世界ではどちらもキーワードと呼ばれています。例えば、このページに対するキーワードは、「SEO」や「SEO チュートリアル」などが考えられるでしょう。

ショートテール及びロングテール キーワード
簡単です。ショートテールキーワードとは、「レンタカー」「SEO」「個人 ローン」等といった一般的な言葉やフレーズです。それに対しロングテールキーワードとは、「BMWを借りる」「米国におけるSEO」「低金利個人ローンへ加入」等というように、テーマを具体的に記述します。キーワードが具体化すればするほど一般性は減少し、そのクエリをそのまま検索ボックスに入力する人も減るでしょう。しかし!裏を返せば、そのようなクエリは極めて具体化されている為、検索エンジンからあなたのサイトに訪れた人が探していたものを見つけて、そのまま購入へと直結する可能性は高いです。この部分は重要です!ロングテールクエリは一般性に欠ける反面、コンバージョン率(顧客転換率)はショートテールクエリよりも遥かに高いと言えるでしょう。



SERP
この言葉自体は聞いたことあるが、その意味を知らないという方もいるのではないでしょうか。SERPとは、Search Engine Result Page(検索エンジン結果ページ)を表します。何かクエリを入力し、Enterキーを押したときに遷移するページ、それがSERPです。そこに表示された結果の中からいずれかをクリックしてサイトを開きます。当然のことながら、一番上に表示された結果は、2ページ目や3ページ目以降に表示された結果よりも多くの訪問者を獲得できます。これこそがまさに、SEOの目的です。SERPでより上位にサイトを表示させる、ということです。

スニペット
これは、検索結果ページにてページタイトルの下に表示される要約文です。スニペットは、メタディスクリプションから表示されることがほとんどですが、検索エンジンがページ内容に基づいて自動作成する場合もあります。

ランディングページ
ランディングページとは、検索結果ページからサイトに訪問してくる際に一番最初に表示されるページです。例を以下に示します。

Google Screen Shot

この例では「HeartCore FAQ」というクエリに対して、 www.xyxon.co.jp/page.jsp?id=2668 がランディングページということになります。

リンクジュース
この面白い用語は、リンクによってページからページへと引き渡される価値を意味します。具体的に言うと、リンクされるページ(受給者)は リンクジュース をリンク元のページ(供給者)から取得します。よりたくさんのリンクジュースがページに流れ込んでくればくる程、そのページの価値が高まります。例えば、10ドルの価値があるページが存在すると仮定します。そのページから発生するリンクが2つある場合、各リンクには5ドルの価値があります。これが、リンク先ページへ引き渡されたリンクジュース量となります。もしリンクが5つあるのなら、各リンクは2ドル分のリンクジュースを引き渡します。下図は、このコンセプトをイラスト化したものです。

Link juice explanation. $5 value links.


このように、Page Aがより多くのリンクを持てば持つ程、リンク先であるPage Bは価値を獲ることができなくなります。もちろん、実際のリンクジュースの価値をドルで計るわけではありません。

ノーフォローリンク
ノーフォローリンクとは、検索エンジンにフォロー(追跡)させないリンクのことです。下記のコードを使ってノーフォローリンクを作成できます。

<a href="リンク先のURL" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>


Googleは、ノーフォローリンクに関してはフォローをせずリンクジュースも運びません。ノーフォローリンクについての詳細は、こちら

リンクポピュラリティ
この言葉は、サイトにおける被リンクの量を指します。人気のあるサイトはより多くの被リンクを持っています。しかしながら、被リンクの数だけが、リンクポピュラリティの要素というわけではありません。詳しくは、 off-page最適化 セクションをご参照ください。

キーワードスタッフィング(詰め込み)
タグ内にキーワードを長々と羅列し詰め込むことを、キーワードスタフィングと言います。例えば、このページのタイトルにキーワードを詰め込むとすると、<TITLE>SEO、検索エンジン最適化、Search Engine Optimization、ページランクアップ、SEO戦略、SEOチュートリアル</TITLE> 等が考えられます。しかし、現在表示されているタイトルはご覧の通りとても自然でページの内容を端的に表しています。というのもキーワードスタッフィングは、実際には効果がありません。また、ランクを下げる原因になり得るにも関わらず、習慣化されているのが現状です。

ロボットテキスト(Robots.txt)
ロボットテキストとは、検索エンジンスパイダーがサイト内コンテンツをクロールするのを制御するためのファイルです。シンプルテキストファイルで、ルートフォルダに配置します。以下、例を示します。

サイト全体をGoogleBotからブロック
User-agent: Googlebot
Disallow: /

単一フォルダ内、「myfile.html」ファイルを除くすべてのファイルを全クローラーからブロック
User-agent: *
Disallow: /folder1/
Allow: /folder1/myfile.html

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3. ランキングファクター



概して、ランキングファクターには2つのグループがあります。「on-pageランキングファクター」と「off-pageランキングファクター」です。 どちらが最も重要かということが常に議論されてきましたが、その答えは後ほど述べたいと思います。 まずは、これら2つ共が重要であり、どちらにも注意が必要だということを理解しなければいけません。


3.1. On-Pageランキングファクター


多くのon-pageランキングファクターが存在し、SEOが登場した当初より色々な情報が飛び交ってきました。その中には、本当に大切なこともある一方、重要だと言われながらも実は役に立たなかったり却ってランクを下げたりするものも存在します。ご存知のとおり、検索エンジンは進化しています。それに伴いアルゴリズムも変化します。2003年には有効だったものも、今となっては何の意味も成さないものもあります。そこで、重要度およびSEO価値の順に on-pageランキングファクターをリスト化してみました。


3.1.1. 重要な項目
  1. 1. タイトル
    これは、最も重要なon-pageファクターと言えるでしょう。タイトルタグに十分注意する必要があります。良いタイトルを記述するヒントをここに示します。
     a) 明確に短く。 Googleや他の検索エンジンは最初の60~70字しか読まないのでタイトルタグは短くするべきだ、という通説があります。しかし、これは真実ではありません。 Googleは、タイトルタグに入れられた言葉ほぼ全てを読みます、ただこの場合ですと各キーワードの比重はとても少ないでしょう。タイトルタグに入れて利益になるのは、最初の10~12単語程度のようですので、短めを心掛けて下さい。また、長々と羅列されたタイトルタグやスパム的なタイトルタグは、人間が訪問した際に読み辛いです。
     b) キーワードを詰め込まない。 人間が書く普通の形式で記述します。例えば「大型バイク、小型バイク、格安バイク、バイクセール」ではなく、もっと自然に「格安バイクのオールサイズセール」というふうに記述します。
     c) 各ページ毎にユニークなタイトルを使用する。 どのタイトルも、そのページの内容を正確に反映させる必要があります。サイト内すべてのページで同じタイトルを付けるのはやめましょう。
     d) 目を引くタイトルを付ける! 訪問者にとって検索結果画面で最初に目にするのがタイトルです。販売へと繋がる第一歩です。

  2. 2. コンテンツ
    次に重要なファクターは、パッと見て単純そうなページ内容でしょうか?違います! コンテンツは王様です。SEOはリピートを好みます。良質なコンテンツは、商品やサービスをただ説明するだけでなく、サイト訪問者を購入者に、購入者をリピーターへと変換する力を持っています。また検索エンジンは良質なコンテンツを好むので、ランキングを上げる要因にもなります。さらに、良質なコンテンツほど被リンクの数も多く得ることができます。(参照: off-pageランキングファクター

    コンテンツにおける基本的な対策は以下のとおりです。
     a) 検索エンジン用ではなく、人間に向けて書く! 当然のことながら商品は人間に売るものです。サイトの文章を実際に読んで商品を購入するか否かを決めるのは人です。確かに検索エンジンもサイトを読みますが、決して購入はしません。
    従って、人間である訪問者にとって興味深く役に立つコンテンツを作成することがそもそもの基本です。
     b) 有用な内容を提示する。 文章で書かれた商品説明などは、退屈で無益です。訪問者は商品の 特徴 を知りたいのではなく、自分にとっての利点 を知りたいのです。サイトのコンテンツを作成する際には、この点を考慮してください。
     c) 経験の共有。 あなた自身が興味を惹かれる何かを書いてください。あなたの経験を共有するのです。商品やサービスに関連する記事やレビューを提供します(そのまま引用するのではなく自分の言葉で)。前述のとおり、コンテンツは王様です。したがって、あなたのサイトが興味深いものならば、訪問者は自らリンクを張るでしょう。
     d) 上記の3つはあまりSEO的ではありませんでしたので、ここで少しテクニカルな手法です。1ページの文章を1テーマに絞る。 近年検索エンジンは、以前のキーワード志向に比べ、テーマ志向化しています。よって、同じ考え方をすればいいのです。各ページ毎に、あなたのビジネスに関連するテーマを一つ設定し、そのテーマに沿ってページを埋めていきます。必ず「1ページ1テーマ」を心掛けてください。そうすることで、ロングテールクエリに対するランディングページを作りやすくもなりますし、構造化された読みやすいサイトを築くことにもつながります。

  3. 3. ナビゲーションと内部リンク
    これも重要なランキングファクターです。適切なナビゲーションを作成することで、検索エンジンがリンクを漏れなく辿ることができ全てのページをインデックス化するのに役立ちます。これは明らかなようで、しばしば重要視されないことがあります。簡単明瞭なプレーンテキストナビゲーションを作成することは、検索エンジン及び人間の訪問者どちらにとっても有益です。

    JavaScriptやFlashリンクは、検索エンジンが読み辛いので使用しないでください。常にどのページもシンプルテキストからも開けるように代替手段を備えましょう。どのページからも1クリックで移動できるサイトマップを持ちましょう。

    また、良質な内部リンクは、サイトのページ間にリンクジュースをまき散らすということも覚えておいて下さい。そうすることで、ロングテールキーワードに対するランディングページのランキングをSERP内で上げることにもつながります。 ただ、意味のある使い方をしましょう。本当にリンクする必要のあるページにだけリンクしましょう。

    2つのページを持っていると仮定します。1つは、1訪問者ごとに10ドル入ってくるページで、もう1つは1セントしか入ってきません。どちらのページをまずリンクしますか? このような考え方で、より重要で価値のあるページにリンクを張っていきます。それぞれのリンクには、関連するアンカーテキストを使用しましょう。

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3.1.2. 役に立つ項目
以下のファクターやテクニックは上記事項ほど重要ではありませんが、SERPでのランキング向上を少なからず手助けするものです。

  1. 1. ヘッディング
    何年も前、検索エンジンはヘッディングタグ(H1からH6)にとても注意を払っていましたが、それはもう昔の話です。ヘッディングタグは容易に操作できるため、現在その価値は高くありません。それでも、文章の始まりを記したり項目を各パートに分けたりと、ページを組織化するのにヘッディグタグを使うでしょう。言いかえれば、 ヘッダーはあまりSEOの価値がないにも関わらず、人間にとって読みやすい文章作りには今だ欠かせないものだということです。

    これはとても良い習慣だと言えるでしょう。また、少しはSEOに貢献しているということも無視すべきではありません。

  2. 2. Bold/Strong 及び Italic/Emphasized テキスト
    どちらもほとんど役には立ちませんが、それでも多少のSEO価値はあります(ごく僅かながら)。キーとなる部分のテキストを強調するなどして、ヘッダーと同様に人間の訪問者のために使用すると考えたほうがよいでしょう。ただ、相応のSEO効果も見込めないにも関わらず、過度に強調部分の多いページは見栄えが悪く、何より読みづらいので注意してください。

  3. 3. キーワード配置
    テキストの中に含まれるキーワードの価値は、それがページのどこに配置されるかによって変わります。上部にあるキーワードには、下部のキーワードよりも高い価値が与えられます。重要:ここで言う「上部」や「下部」とは、視覚的な見た目のことではなく、HTMLのソースを意味します。 そのため、ナビゲーションや補足テキストはソースファイルの下部に置き、重要な関連事項は上部に置いたほうがよいでしょう。

    さらに特定のケースでは、タイトルタグの最初に置かれたキーワードは4番目や5番目のキーワードよりも重要です。 アンカーテキストの始まりに置かれたキーワードもまた、より重要でありより高い価値を得ます。

  4. 4. ファイル名およびドメイン名のキーワード
    対象となるキーワードをファイル名やドメイン名に入れるという昔の手法です。今でも機能はしますが、あまり効果は期待できません。
     a) ドメイン名のキーワードも少しは役に立ちますが、このような www.all-of-my-target-keywords-i-so-much-want-to-rank-for.com ドメイン名を持つよりは、短くて覚えやすいドメイン名の方がはるかに良いです。
     b) ファイル名やフォルダ名のキーワードも少しは役に立ちます。またドキュメントにはどのみち名前を付けますので、適した名前を付けた方が良いでしょう。ただし、先に述べたとおり効果はあまり期待できません。競争率の高いクエリでは、いずれにしろほとんど役に立ちません。また、あなたのページが標準英語以外の言語で記述されている場合には、まったくもって意味がありません。

  5. 5. イメージ Alt属性
    これは2003年にはとてもポピュラーな手法でしたが、現在はAlt属性へキーワードスタッフィングを行っても何のSEOの効果が疑問視されています。
    それぞれのイメージには自然で読みやすい説明を記述するように心掛けましょう。なぜなら、 a) イメージ検索でのサイトランクが上昇します。 b) Googleはしばしば、Altテキストを使ってSERPのスニペットを作成します。

  6. 6. メタディスクリプション
    最もポピュラーで不変的な通説( キーワードデンシティと並んで)といえば、メタディスクリプションタグです。一般には、「ランクが上昇する」、「ページ内容の適切なディスクリプションは欠かせない」、「全ページにメタディスクリプションが必要だ」などと言われています。しかし、これらはすべて正しくありません。近年、検索エンジンがメタディスクリプションを使用するのは、SERPにスニペットを作成する用途のみです。これだけです! これ以外に、ページにメタディスクリプションを使用する利点は何もありませんし、使用しないからといってペナルティを受けるわけでもありません。

    また、極端な意見を述べる人もいます。検索エンジンはどのみちページ内容に基づいてスニペットを作成するのだから、無駄な時間を費やすよりも、メタディスクリプションを一切使用しない方が賢明だというものです。しかし、 Googleガイドライン によると、メタディスクリプションタグはやはりスニペット作成にとって優先的な情報源である、と記載されています。SEOの観点からすると特に利点も欠点もないので、ページにメタディスクリプションを使用するか否かは個人の判断になるでしょう。

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3.1.3. 無駄な項目(利益も不利益もない)
  1. 1. メタキーワード
    何年も前、<meta name="keywords" content=""> タグは、そのページに関するキーワードを検索エンジンに伝える役割を持っていました。現在のSEOでは、検索エンジンはサイトをダウンロードし、そのコンテンツから関連キーワードを抽出します。従って、メタキーワードはランク付けにはもう使用されていないので、忘れ去ったほうが良いでしょう。

  2. 2. キーワードデンシティ(出現率)
    最も過大評価されているランキングファクターのひとつが、キーワードデンシティです。キーワードデンシティとは一体どういうことか?そしてなぜこれ程まで評価されているのでしょうか? 以下のようにして、ページにおけるある特定ワードのキーワードデンシティを計ります。

    キーワードデンシティ = 特定ワードの数 ÷ 合計ワード数 × 100%


    つまり、合計150語のページに、「SEO」という言葉が24回使用されている場合、そのキーワードデンシティは、 24 ÷ 150 × 100% = 16% となります。

    ではなぜこの値が無用なのでしょうか? それは、検索エンジンは進化しており、またこのキーワードデンシティは容易に操作できるため、現在はもう考慮されていないからです。検索エンジンがページランクを計測する際には、何千というファクターに基づいて判断します。それにも関わらず、このような単純な方法でランク付けを行うでしょうか? よくあるセリフに、 6%のキーワードデンシティがベストだ とか、 7%~10%に保つべきだ や、 検索エンジンは3%~7%を好む など憶測にしか過ぎないものが多々あります。本当の真実は、、、

    検索エンジンは、自然な言葉で書かれた文章を好みます。 検索エンジン用ではなく、人に向けて書け! ページのキーワードデンシティは、0%(キーワードが1つも無い状態)から100%(1キーワードのみで構成されている状態)までどの程度でも構いません。

    もちろん、ページのキーワードの使用頻度を管理しようとするのは当然ですが、最適な値というのは存在しないということを覚えておいてください。読み手である人を意識した文章なら、どの値でも機能します。なぜそれでもキーワードデンシティを計算しようとする人がいるでしょうか? それは、ページの テーマ を推し量る急場しのぎの方法だからです。いずれにせよ、このキーワードデンシティを過大評価しないで下さい。ただの数字に過ぎませんし、SEOへの効果には疑問点がつきます。

    もう1つ、「なぜこの通説がこれ程まで普及していて、重要なランキングファクターとして扱われているのか?」という興味深い疑問もあります。恐らく、キーワードデンシティは簡単に理解でき、必要に応じて容易に修正できるからでしょう。

  3. 3. 動的URL vs 静的URL
    信じ難いかもしれませんが、この二つには差はありません。どちらも同じSEO価値なのです。検索エンジンは動的URLサイトのインデックス化が苦手、という時代はもう終わりました。

  4. 4. www.site.com vs site.com
    こちらも差はありません。どちらの方法でもサイトをアクセス可能にしたいなら、.htaccessファイルに以下のような記述を追加してください。

    RewriteEngine on
    RewriteCond %{HTTP_HOST} ^domain.com
    RewriteRule (.*) http://www.domain.com/$1 [R=301,L]


  5. 5. URLにおける アンダースコア vs ハイフン
    これも、SEOの観点からは何の差もありません。アンダースコアでも、ハイフンでも、もしくは何も使わなくても構いません。どれもSERPの順位に影響はしません。

  6. 6. サブフォルダ
    ファイルの配置は、/red-small-cheap-widget.php の方が /widgets/red/small/cheap/index.jsp よりも良いのでしょうか? コンテンツをサブフォルダの深い位置に配置するとランキングに不利でしょうか? 答えは、「いいえ」です。ランキングには何も影響しませんし、ファイルがフォルダツリーのどこに配置されていようと構いません。問題となるのは、トップページからそのファイルにたどり着くまでに何クリックを要するかということです。.

    当然トップページから1クリックでたどり着けるファイルは、5クリックのそれよりも明らかに重要ですし、サイト内におけるウェイトも大きいです。通常トップページはたくさんのリンクジュースを持っていますので、直接リンクされているページは他のページよりももちろん価値が高いです(より多くのリンクジュースを受け取るので)。

  7. 7. W3C 認証
    W3Cとは、 World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム) という国際団体で、加盟企業や専属スタッフまた個人などが、Web標準規格の策定を目的に集まっています。基本的には、HTMLやCSS、SOAP、XMLなどのウェブ技術を考案した人達です。

    認証は、ページやサイトがW3C標準に準拠しているかどうかをチェックすることが目的です。どのサイトも、こちらから 無料でチェックを行うことができます。閉じ忘れの引用符や未定義のタグ、間違った属性値といった些細なことをチェックすることはもちろん、文字コードの問題やDOCTYPEとの整合性、また廃止されているタグや属性など様々なこともチェックします。

    また、日本ではHTML-lintというツールがページやサイトがW3C標準に準拠しているかどうかをチェックする標準的なツールとなっています。なお、弊社ジゾンの販売するHeartCoreは、このHTML-lintをOEM提供を受け、製品として梱包している唯一の製品です。

    ではなぜ認証が必要なのでしょうか? 100%チェックに合格したサイトは、W3C標準をサポートしている全てのブラウザで正確に且つ同じように表示されます。現実には残念なことに、W3C標準に厳密に従っていないブラウザも存在します。よってウェブの世界では、多くのサイトがブラウザ間の差異に問題を抱えています。しかしだからといって、W3C標準の重要性が軽視されるものではありません。

    SEOの観点からすると、認証はあまり重要ではないようです。Google社のサイトをチェックしてみると、たくさんの警告やエラーが見られます。つまり、GoogleはW3C認証を気にしていないということがわかります。少なくとも、認証されたサイトを上位に押し上げたり、そうでないサイトにペナルティを課したり等といったことはないようです。単純に、W3C準拠は気にしていないということです。W3Cの活用法としては、それを使用することにより全ての有名ブラウザで機能するサイトを作ることが目的になります。SEO目的だけのために、わざわざ行う必要はありません。

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3.1.4. ランクを下げる項目
  1. 1. キーワードスタッフィング(詰め込み)
    Google はこの言葉を明確に定義しています。改めて言いますが、人に向けて書きましょう。過度にキーワードを繰り返すと、Googleのスパムフィルターに引っ掛かり、かなりの順位後退を招いてしまいます。最悪の場合、サイトを禁じられてしまいます。自然な言葉で書いて、必要に応じて少しだけ最適化しましょう。それが、現在における最適なキーワード活用法です。

  2. 2. 隠しテキスト / 不可視リンク
    まず、 Google が隠しテキストについてどう述べているかを見てみましょう。明らかにGoogleは隠しテキストを嫌っており、そのような技を使っているサイトはGoogleのインデックスから外されてしまいます。そこで疑問となるのが、どのようにしてGoogleは隠しテキストを見つけるのか?ということです。ここで、外部CSSファイルに "display:none" を設定し、robots.txtを使ってそのCSSファイルへのアクセスを制限してみます。Googleは隠しテキストがこのページにあることに気付くでしょうか? 答えは「イエス」「ノー」の両方です。ある程度の期間は騙せますが、長期になると遅かれ早かれこの隠蔽はバレてしまいます。また、GoogleBotは必ずしもrobots.txtに常に従うわけではないということが報告されており、JSやCSSを容易く解析してしまう可能性があります。そうなると、サイトの地位やランキングは悲惨なことになってしまいます。

  3. 3. ドアウェイページ
    SEOの中でも最も汚い手法です。ドアウェイページとは、特定のキーワードに対し高順位を獲得することだけを目的に作られた特殊なランディングページです。そのページには大した内容は存在せず、SERPで目を引くことだけが目的です。そうしてクリックされると、訪問者をドアウェイではない通常のページに自動で遷移させるという手法なのですが、訪問者が最初に入力した検索ワードとはまったく関係のないページが表示されるのです。

  4. 4. スプログ
    スプログ(スパムブログからの派生語)は、邪悪なドアウェイの現代版です。その技法は、まず無料のブログサービスに何千ものブログを作成し、それらを相互リンクさせ、コメントスパムや他の悪質な方法を使って被リンクを獲得するというものです。スプログ自体は意味のある情報を持っておらず、キーワードで埋め尽くされた記事が自動で生成されます。ただ、大量の被リンク数があることによって、SERPでは上位にランキングされるのです。しかし、Googleは大量のスプログから自身を守るためフィルターを実装したので、今ではそのようなスプログはすぐに締め出されます。

    ブログをお持ちの方は、スパム的なブログはやめましょう。興味深い良質な内容を書くことに専念した方が、実際にうまくいきます。

  5. 5. クローキング
    それほど悪質ではない場合もありますが、それでもやはりブラックハットと呼ばれる技法です。訪問者が人なのか検索エンジンスパイダーなのかによって、表示するコンテンツを変えるというものです。検索エンジンには、キーワードの詰め込まれたコンテンツを表示するのです。

  6. 6. 複製コンテンツ
    複製コンテンツは、ウェブマスター達へのおどしであり、実際にはそれほど危険ではありません。複製と呼べるコンテンツには2つのタイプが存在します。1つ目は、同じページにアクセスする方法がいくつもあるケースです。例えば、

    http://www.somesite.com/
    http://somesite.com/
    http://somesite.com/index.jsp
    http://www.somesite.com.index.php?sessionid=4567
    etc.

    これらはすべて同じページを指しますが、実際には同じコンテンツを持つ異なったページとして扱われます。この複数コンテンツの問題は、Googleによって自動的に解消されます。またペナルティも受けません。

    もう1つのタイプは、異なるドメイン名の複製コンテンツです。サイトのコンテンツが、元の内容に何も追加されていない場合は複製とみなされます。従って、単純に記事をコピーペーストすると、それは複製コンテンツとなります。コピーペーストした記事に何らかのコメントやレビューなどを自身の視点から追加すると、それは複製コンテンツではありません。ここでカギとなるのは、追加の値です。元の情報に値を追加すれば、それは複製ではなくなります。

    ここで特筆すべきことが2点あります。まず、誰かが あなたの テキストをコピーして別のサイトに載せた場合、あなたがペナルティを受ける可能性はまずありません。Googleは、それぞれページの年齢を追跡し、古い方を(この場合あなたのページ)オリジナルのテキストとして判断することが多いです。次に、他のサイトから材料を借りてきても、自分の言葉で書きなおせば重大なペナルティを受けることはありません。Markov chainsや他の手段を使って、ユニークなランダムテキストを作成する方法はありますが、あまりお勧めはしません。見た目が非常にスパム的な感じになりますし、自然ではありません。それによってGoogleの順位を下げてしまう可能性は十分にあります。「人に向けて書く、自分で書く。」が基本です。

  7. 7. フレーム
    フレーム技術はブラックハットSEOというわけではありませんが、ランキングには悪影響です。「1ページ1URL」というウェブ全体のコンセプトを破壊する為、検索エンジンはフレームを嫌います。フレームを使用すると、他のURLからのコンテンツを1つのページで読み込んで表示させることができ、検索エンジンのクロールおよびインデックス化を邪魔してしまいます。どうしても必要でない限り、IFRAMEや関連タグの使用は避けましょう。もし使用しないといけない場合には、ダイレクトリンクを使って各フレームのコンテンツをインデックスできよう代替方法を提供するか、検索エンジンに表示されるバックアップコンテンツを伴ってNOFRAMEタグを使いましょう。

  8. 8. JavaScript と Flash
    Googleは、JSとFlashの両方を読むことができます(もちろんテキスト部分)が、これら2つだけでサイトを構築するのは推奨されません。常に、訪問者(人間でもbotでも)にとって、シンプルなプレーンテキストリンクでコンテンツを読める方法があるべきです。JSやFlashナビゲーションにだけ依存しないようにしましょう。 SEO戦略が一瞬にして水の泡になってしまいます。

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3.1.5. On-page ファクターサマリ
これまで述べてきたことを注意深くお読みになられた方は、もう既に要点を掴んでいることと思います。コンテンツは王様です、しかし良質なコンテンツだけです。検索エンジンを騙すような行為は避けるべき、なぜならバレるのは時間の問題であり、ランキングが落ちるのは必至です。あなた自身にとっても訪問者にとっても興味深い上質なコンテンツを提供することが、ランキングを上昇させるカギです。そしてまた、off-pageランキングファクターの成功への一途でもあるのです。

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3.2. Off-pageランキングファクター



3.2.1. Off-pageランキングファクターとは?
昔は、検索エンジンはコンテンツにのみ基づいてランク付けを行っていました。しかし、Googleが成功を収めると状況が変わりました。Googleのアルゴリズムは、コンテンツのみでなくリンクポピュラリティに基づいたものでした。よって、サイトの被リンク数が多ければ多い程Googleでは上位に表示されていました。全体的なコンセプトはその頃からあまり変わっていません。人気のあるサイトは頻繁にリンクされるので、このファクターはサイトのコンテンツと平行してランキング計測に適用されています。現在では、サイトが含んでいないキーワードに対してでもランク付けさせることが可能です!(こちらで確認できます

言うまでもありませんが、on-page最適化と同じくらいoff-pageランキングファクターにも注目する必要があります。ここでは、被リンクを管理するにあたって留意すべきあらゆる事項を記載していきます。

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3.2.2. ページランク
はじめに、実際のページランクと、Googleツールバーなどで表示される緑のPageRankバーとを区別する必要があります。GoogleバーPageRank(以下「PageRank」)は、ただのインジケーターに過ぎません。サイトの実際のページランク(以下「ページランク」)は、無作為にリンクを辿ってウェブを閲覧している人がそのサイトを開く可能性を表した数値です。値「1」は、100%の可能性を表しており、無作為にネットサーフィンをしている人が常にそのサイトを開くことを意味します。逆に値「0」は、そのような人が他のサイトのリンクから訪れる可能性が無いことを表しています。

ページランクの算出方法については、ウェブで簡単に情報を得られるのでここでは特に言及しません。ページランクの統計的性質における重要点にのみ焦点を当てていきます。

  1.  1. まず理解しないといけないことがあります。全体のページランク値は常に同じ値を保つ一方、サイトの数は毎日増加しています。言い換えると、どこかのサイトは必ず開かれているという100%の事実が存在するが、各サイトが開かれる確率は低くなる一方だ、ということです。 仮に、3個リンゴを持っていてその内2つが腐っていた場合、良いリンゴを取る確率は、3分の1もしくは33%です。もし100個のリンゴの中から1つを選ぶ場合は、確率は1%です。これがページランクにも当てはまります。必然的に毎日下がっていくのです。.

  2.  2. 膨大な数のサイトがインデックスされている為、正確なページランクを常に表わすことは不可能です。だからPageRankが必要になるのです。PageRankは3、4カ月に一度の頻度で更新され、0~10という分かりやすい形で値が表示されます。この数字は、実際のページランクと作用し合うものではなく、基本的な動向を表しているだけです。
    また、PageRankの尺度は単純な比例ではありません。ページランク2のサイトは1のサイトより2倍の人気(もしくは無作為ネット閲覧者が訪問する可能性)があると考える人がいるかもしれません。しかしこれは間違いです。実際には、ページランク1のサイトよりも10倍の人気があり、ページランク3のサイトよりも10倍人気がないのです。もちろん、正式な数式はわからないので10倍というのは例えの数字です。

  3.  3. ページランクは、ネットサーフィンで無作為に色々なサイトのリンクをたどっている人を指標にしています。実質的には、ウェブ上であなたのサイトへのリンク数が多くなるにつれ、ページランクも上昇するということです。

もうお分かりのとおり、カギとなるoff-pageランキングファクターは、被リンクの数です。 そしてPageRankは、その数を暗に示すものです。しかしページランクの算出メカニズムは、リンクのだけでなく、実際にはファクターも存在するのです。これは、Googleが各リンクをページランクの算出に入れる前に、様々なフィルタやダンピングファクターにてふるいを掛けることで実行されます。

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3.2.3. 重要な項目
このパートは、常に注意を要する重要なoff-pageランキングファクターについて記述します。

  1. 1. リンク元サイトのテーマ
    関連するサイトからのリンクは非常に価値がありますので、この項目はとても重要です。リンクの構築作業にあたり、自身のサイトと似たようなテーマのサイトを探してみましょう。ただ、関連性のないサイトからのリンクを持つこと自体は悪いことではありませんし、Googleもウェブマスター達が誰がどのようにリンクしているのかを完全に管理することはできないと認めています。しかしながら、やはり関連性のないサイトからのリンクや、違法であったり非道徳的であるサイトからのリンクは避けた方がよいでしょう。

  2. 2. リンク先サイトのテーマ
    一方、自身のサイトに張ってあるリンクに対しては完全に管理することが可能です。従って、関連性のないサイトにリンクすることでペナルティを受けるのはあなたのサイトです。リンク先のサイトには注意してください。関連性のないコンテンツに不必要にリンクをすると、ペナルティを課せられることがあります。また、質の良いサイトへのみリンクするようにも気をつけてください。

  3. 3. アンカーテキスト
    被リンクのアンカーテキストはとても重要です。もし修正できないのなら、すべて追いだしてしまいましょう。まず、すべてのリンクで同じアンカーテキストを使用するのは避けてください。類義語や別の言い回し、異なるキーワードなどを使いましょう。次に、重要なキーワードをアンカーテキストの頭にもってきます。最後に、すべてのキーワードをリンクに入れようとしないで下さい。50~55文字もしくは10~12単語に留めておきましょう。

  4. 4. ランディングページ
    このファクターは、プロのSEO業者やウェブマスター達にもよく軽視されています。単純にサイトへのリンクを獲得するだけでは十分ではありません!リンクは、関連性のあるもので良質でなければいけません。 そして、リンク元のサイトもリンクされるサイトも両方がそれらの要件を満たす必要があります。リンク元サイトのテーマについては、パート1をご確認ください。あなたのサイトもまた、上質であるべきで、リンク元サイト及びそのアンカーテキストと関連性を持たなければいけません。

    すべての被リンクに対して適切に最適化されたランディングページを持つことは、必須ではなきにしろ非常に役立ちます。では「適切に最適化」とはどういうことでしょうか?
    • ■リンク元コンテンツのアンカーテキストで使用されているキーワードがランディングページにも存在する。
    • ■タイトルタグやヘッディングなど、すべての重要な箇所にキーワードが出現する。
    • ■ページ全体のトピックが、それらのキーワードと合致する。
    ランディングページが上記すべての要件を満たすと、ランキングは著しく上昇します。内容などが一致している被リンクというのが、今日ではとても価値を持ってきています。

  5. 5. ページランク
    ページランクや緑のPageRank自体は何も働きかけをするものではなく、ただの自己満足メーターに過ぎません。しかしながら、リンク元サイトのページランクには、そのサイトからのリンクにどのような価値があり、どれくらいの重要性があるか、ということをあなたのサイトに与える役割があるのです。ページランクの高いサイトは、信頼できるサイトとして見なされGoogleから良い評価を受けます。トラスト(信頼)ファクターについては後に述べます。

    ページランク10のサイトから1つでもリンクをしてもらうと、あなたの自身のサイトも一気にページランク7~8に上昇し、検索結果表示順位も比例してアップします。しかしながら、このファクターは、off-pageファクターにおいての優先度は低いです。なぜなら、そのような上質で関連性のあるサイトを見つけることから始めないといけませんし、そのサイトが快くリンクをしてくれるとも限らないからです。加えて、良質なコンテンツはページランクの高評価よりも価値があるからです。

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3.2.4. 役に立つ項目
  1. 1. 相互リンク
    1.  a) 基本的な相互リンクはとてもシンプルです。サイトAがサイトBにリンクし、サイトBもサイトAへリンク。

      Reciprocal links. Scheme A to B, B to A


      しかし他の体系も存在します。
    2.  b) クロスリンク。サイトAがページA1からサイトBにリンクし、サイトBがページB1からサイトAにリンク。

      Reciprocal links. Scheme A to B, B to A


    3.  c) 巡回リンク。サイトAがサイトBにリンクし、サイトBがサイトCにリンクし、・・サイトZがサイトAにリンク。

      Reciprocal links. Circular links.


    4.  d) 列リンク。サイトAがサイトBにリンクし、サイトBがサイトCにリンク。サイトCからのリンク返しはない。

      Reciprocal links. Three-in-a-row links.


    5. e) 複合。

      Reciprocal links. Combined scheme.


    相互リンクはもう作用しないという誤った認識が蔓延っていますが、それは間違いです。今でも作用します。ただ、その効果は2003年頃に比べるとかなり薄くなっています。 2009年にGoogleは相互リンクの価値を相当下げました、特に上記 a) と c) に関して。それでも尚、全体的なコンセプトはまだ機能しますし、SEO対策の初期もしくは中期の段階においては効果が望めます。

    もちろん当然のことながら例外はあります。相互リンクのパートナーとなる相手は慎重に選ばないといけません。リンク元サイトのテーマや質、またそのサイトがリンクしている他のサイトをよく考慮し、さらにどのページからあなたのサイトにリンクされるのか、どのようなアンカーテキストが使われるのか、といったことにまで十分注意して下さい。スパム的なサイトとは相互リンクを避けるべきですし、トップページから何十回もクリックしないと辿り着けないようなページとリンクしても意味がありません。

    通常はノーフォローリンクをもらってもあまり嬉しくないですが、それでも関連性のあるサイトからのリンクなら顧客獲得への糸口になる可能性はあります。従って、相互リンクを交わす相手に求めるものがリンクジュースだけなのか、それとも顧客開拓も期待するのかによって、ノーフォローリンクを許諾するか否かは変わってきます。また、既に50以上ものリンクを持っているページからのリンクもあまり意味がありません。最後に重要な注意ですが、ウェブ上のサイトオーナー達へ闇雲に相互リンク依頼をメールするのはやめて下さい。これは最低です。誰も返事なんてしませんし、スパムコップ等からペナルティを受ける可能性もあります。絶対にしないでください。

  2. 2. ウェブディレクトリ
    誰もが今は作用しないと言っているもう1つの技がこれです。実際には、ウェブディレクトリは昔からあまり効果がありませんでした。 ただ、1つだけ有用なディレクトリが存在します: Google ディレクトリ (もしくは DMOZ)。Googleディレクトリは無料で、人の手によって編集されている価値の高いウェブディレクトリです。 申込みをして承諾されるまで何カ月もかかる場合も多いですが、それだけの意味はあります。DMOZからのリンクによってサイトの価値は一気にアップしますし、相当量のリンクジュースを受け取ることができます。

    もし予算がある場合は、いくつか有料のディレクトリにも登録したほうが良いでしょう。まずお勧めはこちらです: Yahoo カテゴリ。 またこちらにとても参考になるディレクトリ登録についての記事が掲載されています。蚊帳の外にならによう積極的に行動しましょう ディレクトリリスト

  3. 3. ソーシャルブックマーク
    以前はとても効果がありましたが、ソーシャルブックマークのサイトにはスパムが膨大に存在するため、2~3年前に比べると効果は落ちています。ソーシャルブックマークを使ったサイトの宣伝には、メリットとデメリットがあります。
    1.  1. メリット: ソーシャルブックマークのサイトは2、3時間に一度という高頻度でクロールされます。つまり、登録に成功すれば早速アクセスの増加が見込めます。
    2.  2. メリット: ソーシャルブックマークはリンクの価値を高めるだけでなく、当然そこからの純粋な訪問者によってアクセスを増やすこともできます。投稿する記事に人気があれば、サイトへの訪問者も大幅に増加するでしょう。
    3.  3. デメリット: ただリンクをブックマークしてアクセス増加を待てばよいというものではありません。ソーシャルブックマーク誕生当初はそれで機能していたのですが、今はそう簡単ではありません。第一に、大量の新規投稿が常に存在するので特定の投稿が人気を得るのはなかなか難しいです。たくさんある中のひとつとして埋もれてしまう可能性があります。次に、ブックマークサイトは大抵、不適切な投稿やブックマークを却下する管理者のような人がいたり、他のユーザによって削除できる機能があったりします。よって、あなたのサイトも削除されアカウントを使用不可にされてしまう可能性があります。

      しかしこれを避ける方法があります。
      •  ■正攻法です。記事や他のなにか有益なコンテンツを自身のサイトに載せて、誰かがそれをリンクするのを待ちます。そしてリンクされたら、そのサイトをあなたがブックマークします。これによってリンクポピュラリティが増加したりページランクがアップするわけではありませんが、訪問者は見込めます。またリンク元のサイトもあなたのものになるのです。従って、記事を載せている宣伝用サイトとそれに言及している非宣伝用ブログを持つことができます。あるいは、宣伝用記事を言及しているブログの他にもう1つのブログを持つことだってできるのです。
      •  ■ブラックハットです。フェイクアカウントを作成して、ありとあらゆるソーシャルブックマークサイトで宣伝します。ただ、何年も前にこの方法は見破られたため現在は難しくなっています。
    4.  4. デメリット: ソーシャルブックマークのもう1つの欠点は、限られた期間でした効果がないということです。はじめの短期間はアクセスが増加しますが、その後は勝手に削除されたりアクセスが激減もしくは皆無になります。
    5.  5. デメリット: 一番最悪なデメリットは、ソーシャルブックマークからくるアクセスの質です。対象がそれほど絞られていないため、ただの興味本位でやってくる人がほとんどです。例え膨大なアクセス増加に成功したとしても、コンバージョン率が1%でもあれば良い方です。従ってこの方法は、特定のサイトや商品に対してのみ有効といえるでしょう。


  4. 4. トラストファクター
    管理や制御に限りのあるランキングファクター。そのようなファクターはどれも、サイトに対して価値を直接与えるものではありません。 その代わり、信頼度を高めてくれます。Googleや他の検索エンジンは、信頼できるサイトを好み上位に表示させます。トラストファクターには以下のような事項が存在します。
    1.  1. ドメイン名の年齢。 長く存在しているサイトは、歴史の浅いサイトに比べ信頼度が高いです。さらにドメイン名の所有者が変更されていなければ、信頼度はより高いです。
    2.   2. 被リンクの数と質およびページランク。たくさんのサイトからリンクされているページは、信頼できると見なされます。質に関しては、リンク元のサイトを管理することはできないので、トラストファクターにおいてはそれ程考慮されません。そうでないと、悪質サイトからリンクすることで競合相手を蹴落とすことができてしまいます。
    3.  3. ウェブサイトコンテンツ。 ポップアップ広告やポップアンダー広告などブラックハットSEO手法を使用しているサイトは、信頼度が低下します。
    4.  4. アウトバウンドリンク(外部リンク)。他の信頼度の高いサイトにリンクすると、そのサイト自身の信頼度も上がります。
    他にもありますが、これらが最も重要な事項です。

  5. 5. プレスリリース、関連リソース、口コミ
    SEOのテーマからは少し外れますが、多少のリンクを獲得するには役立ちます。何か特ダネ情報をお持ちなら、テーマに基づいたコミュニティで共有しましょう。業界をアッと驚かせるようなニュースがあれば、プレスリリースで発表しましょう。キャンペーンや割引クーポンを提供中なら、世間の人に知らせましょう。

    通常これらに費用は発生しません。PRWebを使ってプレスリリースを送ることもできますし、同業界のフォーラムに参加し意見を共有することも可能です、またGiveaway of the Day や RetailMeNotのようなサイトを通じてお得情報を宣伝することもできます。口コミの持つ力を軽視してはいけません。

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3.2.5. 無駄な項目
以下のoff-pageランキングファクターは、今はもう(もしくは元々)機能しないものや、ほとんど価値のないものです。

  1. 1. 同じページへの多数リンク
    同じURLへ遷移するリンクがページ内にいくつかあったとしても、SEOの価値が上がることはありません。Googleは一番目のリンクしか考慮しないからです。on-page最適化の観点からすると、HTMLソースの最後付近にナビゲーションメニューリンクを置くとよい、ということになります。off-pageの観点からすると、どのみち一番目のリンクしかカウントされないので単一URLからのリンクは1つだけでよい、ということになります。

    さらに、これは不利益を生じさせる可能性もあります。仮に、3つのリンクのある外部ページがあり、そのうちの1つがあなたのサイトへのリンクだとします。この場合、その外部ページに存在するリンクジュース全体の3分の1があなたのサイトへ流れてきます。では、そのページにもう1つリンクを増やしてもらったとしましょう。すると、リンクジュースは3分割から4分割になりますが、同ページからのリンクは1つしかカウントされないので、あなたのサイトへ流れてくるリンクジュース量は減ってしまうということになります。

  2. 2. ノーフォローリンク
    ノーフォローリンクはページランクを引き渡さないのでSEO価値はゼロに近いです。またリンクジュースも運ばれません。とはいえ、それでもリンクはリンクです。Googleのトップページからのリンクを断りますか? SEOの価値はありませんが、そのリンクがもたらすアクセス増加は相当なものです。

  3. 3. 署名リンク
    フォーラムの投稿などで署名欄にリンクを張ることが多いですが、SEOの価値は非常に低いです。そのコミュニティにおける有名人にでもならない限り署名まで読まれることはありませんし、そもそも署名リンク自体にあまり価値がありません。誰かの署名リンクを開いたことがありますか?

    このようなリンクは通常ノーフォローリンクですが、たとえフォローしたとしても直接的なSEO効果はごく僅かです。獲得できるリンクジュース量も特筆するに値しません。

    では「署名リンクは忘れろ」ということでしょうか? 違います。コミュニティの一員となりそこで権威を得ると、あなたの発する一言一言(署名リンクも同様)が、コミュニティ全体の興味を引くようになります。確かに時間と努力を要しますが、それは仕方ありません。

  4. 4. ゲストブックリンク
    相当に古い手法で、元々機能しません。

  5. 5. ブログコメントリンク
    リンクの目的だけでブログへコメントを投稿するのはやめましょう。第一にこれはスパム行為です。第二に、どのみち効果はありません。最後に、ほとんどのブログがコメントにはノーフォローリンクを使用しているので時間の無駄ですし、人を怒らせるだけです。

  6. 6. Noページランクリンク
    Noページランクリンクの持つリンクジュース量は非常に少ないですし、リンク先のサイトへ渡される信頼度も同様に低いです。つまり、ページランクの高いサイトからリンクを得ることが必要不可欠と言えるでしょう。

    上記セクションで述べたとおりページランク自体は、サイトの順位に直接影響はしません。サイトの信頼度に影響します。信頼されたサイトからリンクしてもらうことが何より大事なので、ページランクの高いリンクが必要でしょう。

  7. 7. 記事投稿
    記事を書いて記事サイトに投稿する、という手法はよくSEO FAQなどで話題となります。しかしこの手法はSEお効果としては疑問視されております。確かに以前は効果があったかもしれませんが、今はもう意味が無いかもしれません。記事とは、読み手にとって興味を引くような役に立つ文章です。では、そのような記事サイトで何十万もの同じ様な記事に興味を持つ人がいるでしょうか?いろいろな記事から抜粋してきた内容で、自動変換ソフトを使って構成されたような記事を好んで読む人はいません。そのような記事を書く作者へリンクしたいと思う人もまた存在しません。

    記事を書くこと自体は確かに良いことですが、記事サイトへ投稿しても何の意味もありません。そんなことをするより、リンクベイトを活用しましょう。

  8. 8. Googleへサイトを登録
    これは意味がありません。なぜならサイトに被リンクが存在するなら、どのみちクロールされるからです。もし被リンクがないなら、Googleへ登録しようがしまいがSERPには上がってきません。これが必要になるのは、ブラックハットSEO等の理由でインデックスから除外された場合に、問題を解決して再登録を依頼する時のみです。

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3.2.6. ランクを下げる項目
  1. 1. リンクファーム
    当然のことながらリンクファームは悪質です。リンクファームのようなものに参加すべきではありません。リンクファームとは、互いにリンクすることを目的としたサイトの集まりです。この手法は、SERPに対するリンクポピュラリティパラメータの影響が強いことから、2000年初期にはとても有効でした。しかし、検索エンジンはフィルタを導入したため、今ではリンクファームはサイト順位に悪影響しか与えません。絶対にリンクファームに参加すべきではありません。

  2. 2. FFA(参加自由)サイト
    これも望んだ効果とは逆の結果につながる無益なSEO手法です。誰でもリンクができるサイトですが、登録できるリンクの総数が限られているため、新しいリンクがFFAサイトへ登録される度に追いやられてしまいます。具体的に言うと、何千ものウェブマスター達がFFAへリンクを登録しているため、登録しても5分ほどで締め出されてしまいます。そんなリンクにSEO価値があるでしょうか?

    アクセスを増やしたいと考えている場合にも、この手法は役立ちません。FFAサイトに訪れる人は、自身のリンクを登録しようとするウェブマスター達です。彼らのほとんどは、自動で登録を行いますので他のリンクを開くこともありません。従って、FFAによるアクセス増加も望めません。さらにFFAは、有効なEメールアドレスをスパム目的で収集するために悪用されることも多く、つまりFFAに登録しても、誰も開いてはくれないリンクが5分間掲載されるだけで、その代わり迷惑なスパムメールが大量に送られてくるということです。

  3. 3. フォーラム/ブログ/Eメール スパム
    単純に、スパムはスパムです。道徳的なSEOのルールは、「スパム行為は使用しない!」ということです。絶対にしてはいけません。

    ここで、スパムがなぜダメなのかという技術的な説明をしたいと思います。
    • ■スパムは、フォーラムやブログの読者およびオーナー、またEメール受信者を不愉快にします。
    • ■スパムコメントを自由に投稿できてしまうフォーラム等は質が低いと言えるので、リンクジュースも期待できません。よってSEOの観点からも役に立ちません。逆に質の高いフォーム等は通常人の手によって管理されているので、スパムコメントはただ却下されるだけです。
    • ■SpamCopや反スパム団体にスパム行為を暴露される可能性があります。
    • ■スパム行為を行うには、悪用が通用するホスティング、ドメインレジストラ、決済処理、そして気がとがめないくらいの心が必要です。偶然にもすべて持ち合わせているでしょうか?

  4. 4. 有料リンク
    有料リンクを「サイトを下げる項目」か「役に立たない項目」あるいは「役に立つ項目」、どれに含めるかを決めるのは難しい判断です。実際、有料リンクをどのように使用するかによって変わってくるからです。 有料リンクは、興味深い、関連しているからリンクする というWWWの概念そのものを お金をもらったからリンクするという考え方へ覆してしまいます。それはリンクではなく、もはや広告です。最近は、多くの検索エンジンが有料リンクを慎重に扱うようになってきています。そして有料リンクの価値は今ではとても低いです。もしGoogleが、通常のリンクより有料リンクを優先しているサイトを見つけた場合には、そのサイトはペナルティを受ける可能性があります。

    しかしながら、それでもサイトを宣伝するのに有料リンクが役立つこともあります。ただ、Google 有料リンクガイドラインによると、有料リンクは広告であるため ノーフォローです。このように、有料リンクはただサイトを宣伝するだけのもので、リンクジュースを運ぶ役目はありません. 従って、どこのリンクを購入するかは慎重に選ばなければいけません。そのリンクによって相応のアクセスがもたらされます。自分のテーマに近い適切なサイトを選び、信頼度もチェックしましょう。何か疑わしき点があれば、電話したりメールで問合せても構いません。1つの上質なリンクは、10個の無益なリンクに勝ります。そこに有料、無料は関係ありません。

  5. 5. 不適切な隣人
    これには二通り存在します:a)不評なサイトからのリンク。 b)不評なサイトへのリンク。どちらも良くないです。a)は、あなたのサイトの信頼度に傷を付けてしまいます。b)は、直接ランキング順位に影響します。

    「不適切な隣人」とは? マルウェアやハッキング、フィッシング等のいかがわしいサイトを指します。そのようなサイトへのリンクは張らないようにしましょう、また直接管理することはできませんがそれらサイトからの被リンクも避けましょう。

  6. 6. 関連のないサイト
    上記項目ほど悪くはないですが、多少のランキング後退を生じさせます。自身のサイトと同じテーマ、もしくは関連性のあるサイトからリンクを受けるようにしましょう。なぜなら、検索エンジンはリンクのアンカーテキストだけを考慮するわけではなく、前後のテキストも読んだ上であなたのサイトと照合するからです。双方のサイト内容があまりにも異なっている場合には、検索エンジンがリンクをフィルタにかけ、そのリンク価値は無視されます。簡潔に言うと、関連性のあるサイトから1つリンクをもらうことは、かけ離れたサイトから5つリンクをもらうよりも意味があります。

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3.2.7. Off-pageランキングファクターサマリ
上記パートの内容をまとめてみましょう。
  1. 1. 良い被リンクとは、関連性のあるページランクの高いサイトからのリンクです。
  2. 2. 良い被リンクには、アンカーテキストおよび前後の文章に対象キーワードが含まれています。
  3. 3. 良い被リンクは、各対象キーワード向けに作られたランディングページへリンクします。
  4. 4. 相互リンクやディレクトリは今でも機能はするが、劇的な効果は期待できない。
  5. 5. ソーシャルブックマークサイトを見逃さない。
  6. 6. 記事投稿は役に立たない。
  7. 7. スパム行為はしない。
  8. 8. 有料リンクは有益にも損害にもなり得る。ペナルティを避けるため、有料リンクはノーフォローです。
  9. 9. リンクにおける隣人関係をクリーン且つ関連性のあるものに保つ。

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4. SEO 戦略


このセクションでは、Googleや他の検索エンジンで順位を上昇させるために必要不可欠な戦略について述べていきます。 これまでと同じように、on-pageとoff-pageに分けてそれぞれ戦略を説明していきますが、最大限に効果を得るには、すべてを一緒に機能させる必要があります。コンテンツやリンクの構築に関してどちらが優先ということはありません。どちらも重要で常に注意を要します。

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4.1. On-Page SEO戦略


コンテンツは王様です。on-siteの主なSEO戦略は、訪問者にとって興味深いコンテンツを築き上げることです。情報や価値を提供しながら、自社のサービスについて的確に説明しているコンテンツです。読んだ後すぐに内容を忘れてしまうような退屈なコンテンツであってはいけません。同時に、検索エンジンクエリに対してランディングページとなるには、SEO要素も含まなければいけません。良い原稿を書くことは、やっつけ仕事ではなく創造です。

  1. 1. キーワードを見つける
    サイトコンテンツの最適化を始めるにあたり、まず最初に考えなければいけないことです。どの産業で働いているかは問題ではありません、どんな分野もありとあらゆる言葉で言い表すことができます。未来の顧客達は、それらの言葉を毎日検索ボックスに入力しているのです。 ただの傍観者になってはいけません。

    自分のしていることは何かを考えてみます。顧客達が何を求めているのかを考えてみます。簡単なキーワードで見つけてみましょう。そして類義語を使用します。そうすると、それがあなたのキーワードの基本となります。次に、Google キーワードツールキーワード最適化ツールを使って、他の類義語や関連する検索クエリを見つけます。便利なことに、各キーワードに対する月間の検索量やおおよその競争率を確認することが可能で、対象とする最適な言葉を選択するのにとても役立ちます。

    キーワードを書き出し、需要のある順(Googleキーワードツールの検索量)、そして関連性のある順に並べ替えます。次に、それらのキーワードをGoogleで簡単に検索をしてみて競合相手を明らかにします。そしてその競合相手のサイトを分析し、あなたの分野におけるキーワードをもう少し抽出します。最終的なリストの中から、最も関連性があり需要の高いキーワードを選択します。そして次のステップに進みます。

  2. 2. コンテンツを用意する
    どんなキーワードを人々が検索しているのかは分かったので、今度は彼らが求めているのものを提供しなければいけません。それぞれの検索語に対するランディングページを用意するのです。当然のことながら、普通に原稿を書いてキーワードを詰め込むのでは不十分です。むしろ、選択したキーワードの周りに原稿を組み立てていくべきです。自然な文章で書くように心掛けます、ヘッダーや目を引くタイトルを付けることも忘れずに行いましょう。

    キーワードを入れるべき重要な場所を覚えていますか? 前のセクションで説明したとおりです。 対象キーワードを含む簡潔で自然な言葉のタイトルを、タイトルのはじめにもってきます。ヘッダーを2、3個書いて、適切なファイル名を付けます。 各ページは、いくつのキーワードを対応すべきか? ここでの最適な戦略は、2~3のキーワードフレーズ用に1つのランディングページを作成することです。それ以上だと、努力が水の泡になってしまいます。それぞれのページは、数個のショートテールキーワードと1~2個のロングテールキーワードに絞るべきです。

    このステップをすべてのキーワードに対して繰り返します。すべての対象フレーズに適切なコンテンツを書くには、時間が掛かるでしょう。そして更に重要なことですが、それぞれのページに ユニーク な、重複しないコンテンツを書くことは難しいことです。しかし、コピー&ペーストしてほんの一部言葉を変えるだけということはしないでください。それでは機能しません。何度も言いますが、自然な言葉で人に向けて書いてください。すべてのページを一度の用意する必要はありません、これはマラソンのように長期戦です。

  3. 3. 内部リンクを張る
    とても大事な工程です!既にご存知のとおり、適切なアンカーテキストの付いた関連性のあるリンクを持つことは最も重要なことの1つです。ただ恐らく現段階では他のサイトからの被リンクはあまりないと思いますので、内部リンクを構築することが検索結果順位を上げる最初の重要事項です。

    お持ちのページを見直してみて、互いにリンクさせましょう。ここでは、一般的なナビゲーションの話をしているわけではありません。ページのキーワードを見つけて、それをアンカータグ内に入れ、そのキーワードと密に関連のあるページにリンクさせます。
    内部リンクは大切ですが、リンクをし過ぎて負荷を掛け過ぎないでください。余りにも大量のリンクは順位を下げますしページの読み込みが遅くなりますので、リンクが必要な時のみ行って下さい。つまり、訪問者がより理解を深められるように、もしくは本当に求めていた商品が選択できるように、あるいはページに価値のある情報を追加する目的で、等の場合です。また、一番目のリンクのみがカウントされるので、ナビゲーションメニューリンクはHTMLソースの下部へ、適切なアンカーテキストを持ったリンクは上部へと配置します。

  4. 4. ナビゲーションとサイトマップを作る
    内部リンクとは別に、適切なナビゲーションを人・検索エンジン両方のために作る必要があります。すべてのページをリンク済みであることを確認し、切れているリンクがないかをチェックして下さい。一箇所に全ページを集約したサイトマップを作成し、どのページからでも1クリックでそのサイトマップにアクセスできるようにします。XMLサイトマップを作ってGoogleへ提出する必要はありません、提出したからといって優先されることもありません。

  5. 5. 休まない
    新しく作ったページがSERPで順位を獲得し始めてきても、手を緩めてはいけません。コンテンツを書き、必要に応じて最適化や変更を行い、競合相手を監視する、といった作業を絶えず続けます。SEOにおいては物事の移り変わりがとても早いので、浮かれている暇はありません。

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4.2. Off-Page SEO戦略


少し意外かもしれませんが、off-page最適化はコンテンツから始めます(コンテンツは王様です)。 リンク構築をはじめる前に先ず完成させないといけないこと、それは上質なコンテンツです。 独創的で有益な記事は、退屈な記事に比べて容易にリンクを獲得することができます。内容を充実させることで、予想以上に被リンクを呼び寄せることができるのです。

とはいえ、コンテンツ単体ではやはり十分ではありません。リンクを構築するにあたり努力が必要になってきます。以下がおおまかな手順です。

  1. 1. 自社製品を知る
    一見バカげたことに思えるかもしれませんが、意外にも自分が提供しているものをよく理解していない人が多いです。何を販売していて、その特徴は何か、他の類似商品に勝るポイントは何なのか、説明できる人は実際少ないです。しかし、あなたはそうであってはいけません! あなたの商品やサービスを見つめ直してみましょう。他にない特徴とは何か?何に役立つのか? 見込み客のターゲットは? 誰がターゲットで、なぜその人達にあなたの商品が必要なのか を明確に理解しなければいけません。まずはそこから始めて、考えがまとまったら言葉にして説明できるようにしましょう。

  2. 2. 目標を立てる
    誰を対象とするかはわかったので、次は目標を立てます。その対象となる人達に接触する目的は何か? お金?楽しみ?口コミ?名声?人気? なぜ彼らにリンクをして欲しいのか? 数分でも数日でも時間を掛けて考え抜いて下さい、それだけの価値があります。この答えなくしては先に進めません。

  3. 3. リサーチ
    次の肝心な工程はリサーチです。リンク構築を始める前に、市場における情報をできるだけたくさん収集します。成功へのカギは情報です。ただし情報というのは、新しいほど価値が高いです。従って、市場を調査しテーマに沿った新鮮な情報を探します。個人的なリサーチや実験を行ってもいいですし、その業界におけるスペシャリストに話を伺ってもよいでしょう。これらすべてに意味があります。もし掲載する記事が何十年も前の話ならどうでしょうか? 確かに、どんな話でもまだ聞いたことのない人は存在するはずです。しかし、最近のフレッシュなニュース程、多くの興味を引き、ひいてはより多くの被リンクを獲得することに繋がります。

    市場の調査も忘れてはいけません。何が流行っていて、競合商品にはどんなものがあるのか、いくらするのか、障害となるものは何か、費用対効果はいくらか、など調査することはたくさんあります。あなたの分野における最近のトレンドに基づいて、リンク構築戦略を立ててください。

  4. 4. コンテンツを構築する
    既に述べたとおり、質の良いコンテンツは、被リンクをたくさん獲得するための窓口です。この段階で既に、見込み客が誰でどんな目標を立てるべきかは分かっています。また、新鮮な情報もすでに得ています。ここで、それら全てを味のある文章に替えていきます。自力でできる方は問題ありませんが、不安ある方はどなたかを雇ってください。

    コンテンツの書き方については、on-page最適化セクション を参考にしてください。

  5. 5. リンクを獲得する
    現在のoff-page最適化の世界で何が機能し何が機能しないのか、上記パート で確認できます。ここ最近の流行語として、リンクベイティングという言葉があります。この言葉は、リンクを獲得する方法を示しています。手法としては、ウェブマスターにリンクを張ってもらうようお願いするわけではなく、そうするように仕向けるのです。魚釣りで餌をまくように、あなたのサイトでウェブマスターを釣るのです。ではなぜ彼らはリンクしたくなるのでしょうか? それは、あなたのサイトに価値があるからです。ユニークで興味深く、信頼するに値するからです。その他考えられる理由はたくさんあります。しかし共通して言えることは、リンクベイトは決して容易いものではない! ということです。じっくりと考え抜き、十分にリサーチされた餌でなければいけません。高価値のあるリンクを魅了するには、市場の穴を埋める必要があります。

    リンクの獲得は決して甘いものではありません。とても大きなものであり、あらゆる努力を要します。そして成し遂げた後は誇りに思うでしょう。その結果、他の人々をも魅了するものとなり、ウェブマスター達も喜んであなたのサイトにリンクするようになるのです。

    では、良いコンテンツを書きあげたとして、どのように宣伝するのでしょうか? いかにしてリンクしてもらうのでしょうか? まず手始めとなるのは、あなたのテーマや分野におけるフォーラムや個人ブログ、権威者サイトなどです。また、他の競合サイトにリンクしている人達を調べたり、なぜリンクを獲得できているのかを調査したりするのも良いでしょう。もし大量生産している商品があるのなら、評判の良いブロガー等に無料で配布してもいいですし、何かツールを作っているのなら、バグがないかをテストしてもらってもよいでしょう。もし記事を書いているのなら、レビューをお願いすることもできます。すすんで手助けをしてくれる人達は大勢います、これを使わない手はありません。

  6. 6. 休まない
    改めて言いますが、何か結果が得られたとしても(もしくは例え何も成果がなかったとしても)、手を緩めてはいけません。1~5の工程を繰り返すのです。コンテンツを作り、リンクを得る、そしてまたコンテンツを作る。

    新しい技を習得したり、業界ニュースを読んだり、興味のある人にインタビューをしたり、関連性のあるサイトと交流を持ったり、いろいろなことが考えられます。SEOは生き物です。毎日何かが起きています。その変化を取り入れないと競争には勝てません。

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4.3. 結果の追跡


新米ウェブマスターが起こしがちなミスが、SERPの常時追跡です。確かに、少しづつ順位が上がったり急に下がったり、そして再上昇したりと、見ていて楽しいものではあります。しかし、まったもって無駄な作業です。10分毎あるいは一日一回だとしても、チェックする必要はありません。順位をチェックすることは、ただの自己満足に過ぎません。

サイトの順位は気になるものですが、その時間は新規ページの作成や、ブロガーとリンクについて連絡を取り合ったりする時間に費やしましょう。SERP順位のチェックは週に一度で大丈夫です。また検索結果ページを何ページもチェックしていくのはやめましょう。上位30位までに入っていなければ、どのみちアクセスはありません。 ウェブ上には膨大な数のサイトが存在し、その数は常に増加しています。それにも関わらず誰が貴重な時間をわざわざ使って1ページ以降を見るでしょうか? 特定の情報をどうしても見つけたい場合には、2~3ページ目も見るかもしれませんが、それまでです。そこで見つからなければ、別のサイトから検索するか検索クエリを変更してやり直すまでです。

ここでよくある質問が、順位チェックツールを使用するべきか、手作業でチェックすべきか?というものです。どちらも長所と短所があります。当然のことながら、キーワードが大量にある場合にはすべてを手作業でチェックする余裕はありません。1キーワードを30秒でチェックできると仮定してみましょう: Googleを開き、キーワードを入力、Enterキーを押下、SREPを素早くチェック。すると100キーワード存在する場合には、50分も掛かってしまいます! こんな単純作業を約1時間も繰り返すとなると嫌気がさします。 一方、ツールを使った順位チェックにも不利な点があります。ツールは正確とは限りません、しばしば誤った情報を表示します。さらに、チェックする言葉が大量にあった場合にはあなたのIPアドレスを禁止してしまいます。では一体、何を選択すればよいのでしょうか?それは、あなたのビジネスにおけるビジョンとニーズによって異なります。キーワードが少なめの場合は、正確な手作業によるチェックが良いかもしれません。逆にキーワードが多い場合には、時間節約のために何かツールを使ったほうが良いかもしれません。

このパートのサマリはシンプルです。
  1. 1. サイトの順位チェックは、週1程度で。
  2. 2. 上位30~50のみのチェックで良い。
  3. 3. それ以内に入っていない場合には、うまく機能していないということ。更なる努力が必要。
  4. 4. 手作業でチェックするかツールやソフトを使うかは、ビジネスのニーズ次第。

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4.4. 順位が落ちたら!


まず第一に、慌てないでください。順位が落ちたり表示されなくなる理由はいくつも考えられますし、すべてGoogleのペナルティによるものとは限りません。

  1. 1. 競合相手も必至です
    実際よくある状況がこれです。あなたのサイトが順位を落としたのではなく、競合サイトが順位を上げてきたのです。通常著しく落ちることはないですが、先月の状態によっては大きく落ちることもあります。繰り返しになりますが、SEOは短距離走ではありません。マラソンです。



  2. 2. 被リンクがフィルターに引っ掛かった、価値が下がった
    リンクがたくさんある場合にこれが起こり、Googleによって評価が下げられます。リンクの持っていた力が大幅に減少し、ランキングも下落したということです。off-page セクション を注意深くお読みになられている方は、それぞれのリンク価値は異なるということをご存知でしょう。リンクの価値は、リンク元サイトの価値によって大きく変化します。従って、そのリンク元サイトの価値が何らかの理由で落ちたなら、あなた側のリンク価値も落ちるということです。

    例えば、相互リンクをしている複数のパートナーサイトからたくさんリンクをもらっていて、すべて順調にいっていたとしても、それらのパートナサイトが同ページにリンクを増やしていくと、あなたのリンクはたくさんある中の1つになってしまいます。当然、流れてくるリンクジュース量も減ります。結果、価値が下がってしまったのです。また、Googleによって評価が下げられた可能性もあります。リンクが無関係であったり悪質だと判断した場合には、元々の評価を下げたり完全に締め出したりします。

    こうして評価が下げられると、一瞬にして順位が急落したり、長期にわたって順位が低くなったりする可能性があります。関連性のあるサイトからページランクの高いリンクを収集することで、このようなリスクを最小限に減らすことができます。

  3. 3. 新しいランキングアルゴリズムが導入された
    上記に類似しています。off-pageでもon-pageでも、各ランキングファクターはGoogleのアルゴリズムに割り当てられた価値を持っています。従って、新しいアルゴリズムが導入されたり、変更が施されたりすれば、その新しいアルゴリズムに則って評価され順位も更新されます。順位が上がるサイトもあれば、下がるサイトもあります。

    ここでポイントとなるのは、Googleは決して誰かのサイトをダウンさせたいわけではないということです。更新の目的は、検索の質を向上させることです。よって、 Googleがどのような更新をしても生き延びていくには、上質なリンクと正攻法のSEOを使用することです。いかがわしいSEOに手を出さず、良い隣人関係を築き、関連性のあるサイトから上質なリンクのみを許可します。そうすれば、締め出されることはありませんし、むしろ締め出されたサイトのおかげで順位がアップする可能性もあります。

  4. 4. On-site 問題
    誰でもミスはしますから、Googleの問題ではなくあなた自身のサイトに問題があるケースも考えられます。一番よくあるパターンは、新しいドメイン名を購入してサイトを移行した際に、リダイレクトを正常にセットアップしていない場合です。従って、存在しないページをリンクしていることになるのでGoogleはやむを得ずインデックスから外すことになるのです。もう1つのよくあるパターンは、ホスティングプロバイダがスクリプトの実行ルールを変更した影響で、あなたのサイトの動的ページが急に停止してしまうという状況です。その際には、404や503もしくは何らかのサーバーサイドエラーが表示されます。ランキングが下がっている場合には、まずサイトをチェックしてみましょう。

  5. 5. ペナルティ
    ペナルティとは何でしょうか? それは、サイトの順位を落とすファクターです。自分のサイトがペナルティを受けたと確認する方法はありません。しかし、すべての順位後退がペナルティによるものではありません。確かにGoogleは、隠しリンクやキーワードスタッフィングなどのブラックハットSEOを使用しているサイトにペナルティを与えます。ただし、特定のサイトを落とすことだけを目的に制定されたペナルティはありません。Googleは検索のことだけを考えています、誰かのサイトを上位にしたり下落させたりということは考えていません。もしあなたのサイトがペナルティを受けたのなら、自問してください。なぜGoogleはこのクエリに対し私のサイトが適さないと判断したのか? コンテンツが原因か? 先月購入したリンクに問題があるのか? 必ず理由はあります。ここにGoogleからのヒントが掲載されています。

  6. 6. サイトが追放された
    追放とは何か? 検索エンジンのインデックスからサイトが除外されること、それが追放です。ではどのようにして自分のサイトが追放されているか確認できるのでしょうか? 簡単です。単に「site:mysite.co.jp」のように自分のサイトURLを入力してGoogle検索をします。もしそれで検索結果に表示されない場合は、追放されているか一度もクロールされていないか(新規サイトなら有り得ます)のどちらかです。なぜGoogleはサイトを追放するのでしょうか? 大抵は、そのサイトが Google ウェブマスターガイドライン に違反しているかブラックハットSEOを行っているからです。Googleインデックスにサイトを復活させる方法は、まず全てのブラックハット手法を除去します。次に、再度Googleへサイトを登録 します。

ここまで読み進んでこられた方は、各パートにおける類似点にお気づきかと思います。真っ当な正攻法のSEOを使用し、サイト向上に常に努力をしている限り、Googleで問題が発生することはありません。実際すべての問題は、質の低い(あるいは十分でない)コンテンツに起因しています。リンクをお願いしなくても良いくらいのユニークで有益な情報を提供するよう心掛けましょう。それこそが最高のリンク戦略であり、Googleがアルゴリズムを変更しても問題ありません。

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5. SEO ソフトウェア及びツール


SEOソフトウェアについても少し述べたいと思います。安全に使用できるのか、購入するのほどの価値があるのか。SEO対策ではon-pageとoff-pageの2種類がありましたが、ソフトウェアも同じように分類することができます。しかしながら、ここでは違った分け方をしたいと思います。

  1. 1. キーワードツール
    キーワードリサーチを実行できるツールです。ウェブ上もしくは特定のサイトを分析する目的でも使用されます。このようなツールはキーワードの人気度を測定したり、(キーワードデンシティのような)人為的なキーワードパラメータを計算したり、類義語や関連するキーワードを提案したりします。

  2. 2. ウェブランキングSEOソフトウェア
    これは、単に検索エンジンでのサイト順位をチェックするツールです。 上記セクションでもウェブランキングについて述べています。

  3. 3. リンクツール
    リンクの構築、管理、構造化、購入、販売を行うためのソフトウェア。

  4. 4. サブミッションツール
    サイトや特定のページを、ウェブディレクトリやカタログ、検索エンジン、記事サイト等に登録するためのツール。

  5. 5. オールインワン パッケージ
    SEOに必要な機能がほぼ全て含まれている万能SEOアプリケーション。

  6. 6. 自動SEOソフトウェア
    このカテゴリは、自動化されたソフトウェアという意味ではありません。確かに、上記すべてのツールは多かれ少なかれ自動で動きます。しかし、完全に自動化することは不可能でありどうしても人の手が必要になります。ここでいうソフトウェアは、AdWordsやAdSenseアカウントの管理、リンクパートナーの検出、指定ブログのトラッキング等ができるソフトです。従って、作業の大部分は自分自身で行う必要があります。

これらのソフトウェアツールは、ローカルのコンピュータ上あるいはオンランインでリモートに作用させることができます。ここでは1つ1つのツールについて深く述べることは致しません。その代わり、主となる考え方を提示したいと思います。

簡単に儲けられるSEOツールやソフトなど存在しません! 「SERPのトップに表示させます」や「Googleで一位を約束します」などと謳っている宣伝文句を目にしたことがあるかと思いますが、すべて嘘です。SEOソフトウェアが効果を保証するのは不可能です。これはツールであり、マジックではありません。もしそのような宣伝文句を見たら、実際とは異なることに気付いてください。先払いを要求してきたら更に疑って下さい。お試し版を提供しない場合はより一層疑って下さい。

次に問題となるのは、お金を払ってでも購入すべきか、無料のSEOソフトのみ使用すべきか?ということです。実際、良質な無料SEOツールはたくさん存在します。代表的なものには、Google キーワードツールなどがあります。しかしながら、将来的にはより強力なパワーやさらに自動化された機能が必要になるかもしれません。有料ツールに目を向けることも決して悪いことではありません。ただ留意して頂きたいのは、ツールに過ぎないということです。直接ランクを上げるものではありません、ランク上昇の 手助け をするだけです。逆説を唱える人は信用しないでください、お金を無駄にするだけです。

もう1つの争点は、SEOソフトウェアは安全か?ということです。Googleからペナルティを受ける羽目にはならないか? Googleによると、自動化されたランキングチェッカーのみポリシーに反するそうです。他のSEOソフトウェアは大丈夫です、少なくとも「Googleウェブマスターガイドライン」を犯さない限りは。ウェブランキングチェックに関しては、既述のとおりです。

まとめると、SEOソフトに魔法は求めるなということです。さらには、ソフトウェアというのは単純に命令されたことを繰り返すようにプログラムされているだけなので、特定のケースでは正しくない可能性もあります。ツール内でSEOレポートを実行させ、そこからアドバイスを得ることもできるでしょう。しかし忘れてはいけないのは、ソフトウェアは現在のあなたの状況を知りません。競合相手やキーワードデータ等を知っているだけに過ぎず、人間にしか分かり得ないデリケートな問題はとかく見落としがちです。一般的には、SEOスペシャリストの方がSEOソフトウェアよりも効果があります。一方で、SEOスペシャリスト達もまた、作業を自動で行うために何らかのツールを使っています。それなら自分でやってみても良いのではないでしょうか。簡潔に、このパートのポイント「簡単に儲けられるSEOツールやソフトなど存在しない!」ということを覚えておいてください。

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6. SEO参考URL


以下は、SEOに関わる貴重なサイトやブログなどです(順不同)。SEOに役立つ興味深い情報やツールが提案されています。

  • Google ウェブマスターセントラル
    必須サイトです。登録して、サイトの所有権を確立します。またクローリングや被リンク、キーワードなどに関する統計が確認できます。
  • ウェブマスターツール
    Googleについての必読情報が満載です。ここに掲載されている中にも、ここから得た内容が多く含まれています。
  • Google Analytics
    サイトにインストールすると、総合的なビジター情報を得ることができます。サーバー側のログと連携され、SEO対策の焦点を絞るのに有益な情報をたくさん掴むことができます。AdWordsやAdSenceとも簡単に連携できるので、ビジターだけでなくROIインデックスも追跡することが可能です。
  • Matt Cutts blog
    Googleの技術エンジニアのブログです。Googleに関するよくある質問に答えたり、内部情報を公開したり、作り話を一蹴したりと、興味深い情報がたくさん詰まっています。Googleの社員なので完全に信用することはできないと言う人もいますが、一読の価値はあるでしょう。
  • SEO Chat Forums
    質の高いSEOフォーラム。SEOニュースやチュートリアル、ツールなど常に最新の有益な情報がたくさん掲載されています。いつも喜んで回答してくれる人がいるので、迷わず質問してみましょう。
  • Google Blog
    Mutt Cutts blogの面白さには劣るかもしれませんが、Googleや新機能についてのニュースを読むことができます。
  • Webmaster Central Blog
    Googleのもう一つのブログ。ビデオやFAQ、記事や新ツール発表に特化した内容。
  • Wordtracker
    有名なキーワード検出ツール。Googleが独自のツールをリリースするまでは最も人気がありました。提供されるデータには議論もありますが、多くのウェブマスター達に愛用されています。
  • Google キーワードツール
    ここでも何回か登場しましたが、キーワードを見つけるには最高のツールです。またその需要も知ることができます。しかも無料です。ただ、他に勝るツールがないというだけで、これが完璧なツールというわけではありません。参照
  • Search Engine Land
    巨大なSEOオンラインマガジン。ニュースレターやフォーラム、ブログ、会員限定情報など。大量の情報が存在しています。
  • SEOmoz
    独自のツールや、ブログ、幅広い記事など膨大なリソースがありますが、ほとんどが有料です。
  • Hobo SEO UK
    Googleの様々な通説を覆したり立証したりという貴重なSEO体験談ブログ。一読の価値あり。
  • SEOptimise
    とても聡明でプロフェッショナルなブログ。一読の価値あり。

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