サイト運用から顧客体験管理までCXM・CMSのHeartCoreシリーズ

MariaDB Enterprise Cluster

概要

MariaDB Enterprise Clusterは、マルチマスター同期レプリケーションの「MariaDB Galera Cluster」に、サポートサービスおよび管理ツールやAPIが加わったパッケージ製品です。
Galera Clusterは、単一障害点をなくす実にパワフルな技術ですが、比較的新しいため、経験のない管理者にとっては設定が難しく感じらることが予想されます。それを解決するために用意されたのが、MariaDB Enterprise Clusterで、Galera Clusterの使用を簡素化することで、真に高可用なクラスタ構成の実現を容易にするものです。
Galera Clusterでは、ノードを増やす際にもダウンタイムやアプリの変更が不要で、オンプレミスでもクラウドでも、負荷を均一に分散した状態で実行できます。これにより、リスクの軽減やデータの保護、パーフォーマンスの維持といった課題を、低コストで解消することが可能です。

MariaDB Galera Cluster基本アーキテクチャ

他のクラスタ技術との違い

近年広く知られるようになったマスタ・スレーブレプリケーションをはじめ、クラスタ化を実現する方法や製品は他にも様々なものが存在します。しかしながら、それらの技術は、アーキテクチャの都合上、高可用性という点において限界があるのも事実です。
単純な非同期レプリケーションでは、マスタダウン時のフェイルオーバーに非常に時間が掛かったり、トランザクションを失ってしまったり、という深刻な問題が考えられます。また、マスタ・スレーブのクラスタ構成を有効活用するには、アプリケーションの読込と書込を異なるコネクションに分割する必要があるなど、開発面の煩雑さもデメリットとなっています。

Galera Clusterが提供するマルチマスタのクラスタ技術を使用することで、上記のような問題が解消されます。クラスタ内の全サーバーに対し、更新が同時にレプリケーションされるため、スレーブ側のラグがなく、アプリケーションのアーキテクチャも簡素化されます。

Galera Clusterのメリット

Galera Clusterの主な特徴や導入によるメリットを以下に列挙します。

  • データベースのreadとwrite両方の処理を直接サーバーに行えるため、拡張性における利点はもとより、フェイルオーバー時のダウンタイムを著しく低減させることができます。
  • Galera Clusterの状態は、Cluster自体に保存されているため、管理やモニタリングが単一エンティティとして行えます。
  • 既存の稼働しているクラスタに対するデータベースサーバーの追加や削除が、容易に実行できます。Galera Clusterは、強固に制御されたユニットであるため、どのサーバーの状態もグローバルであり、新規に追加されたサーバーからも照会が可能です。
  • クラウド環境でGalera Clusterを使用する場合、アプリケーションは完全にオンラインのままで、データベースサーバーの追加や削除ができます。
  • アプリケーションは、どのサーバーに対してもreadとwriteを行うことができます。
  • readとwrite両方のスケールアウトが可能です。
  • ノードはオンラインでの自動追加が可能です。
  • ノードの削除(スケールイン)も容易に実行できます。
  • スケールアウト時のアプリケーション変更が不要です。
  • ネットワークの過度な遅延に対する回復能力にも優れています。
  • すべてのノードがアクティブ且つマスターのため、データロスの心配が不要です。

ENGLISH

コンテンツメニュー

03-6409-6966